2023/03/07
代表的なぎっくり腰で痛めているところ
ざっくりと分けてて3つあります!
①筋肉・筋肉を包んでいる膜(筋・筋膜)が原因のぎっくり腰
筋肉は無理な力が加わったり、椅子にすわりっぱなしなど
持続的に負担がかかると損傷から守るために反射的に収縮します→伸張反射
といい【縮んで守れ!!】という信号を出して
シートベルトのロックの様な機能が備わっています
急激なものであればあるほど筋肉が収縮したまま戻らなくなります
②腰の骨と骨の間のクッション(椎間板)が原因のぎっくり腰
悪い姿勢や長時間同じ姿勢を続けていると背骨の間のクッション後方・側方に傾きます
すると背骨から出る様々な神経を圧迫され支配している筋肉の動きが低下したり,
支配している内臓の働きも低下します
さらにその状態を続けると椎間板を損傷したり、中にある髄核が飛び出る椎間板ヘルニアに移行します
③腰の骨と骨盤の関節(仙腸関節)が原因のぎっくり腰
仙腸関節は複雑の関節面をしている平面関節です
前屈でゆるみ後屈で締まる特徴をもっています
体を変に捻じりなが前後屈したり左右どちらかに傾きながら生活すると×
しかしこの関節ずれるといってもほんのわずか
0.1~0.2/3mmの世界
しかしその少しのズレもこの関節周囲の靭帯は著明に察知し炎症を起こし痛みや違和感が発生します
原因・症状も違えば治療法や治る期間までも違います。
経験上上記のひとつだけを損傷することはなく複数が影響しあい症状となっている方がほとんどだと思います。
当院では各種検査にてどこを痛めているのか正確に評価し
痛めている場所に沿った治療法や指導を心がけております!!
治療法に関しましてはまた次回
ちょっとした動画をレセプトの合間につくりやや精魂尽きました( ;∀;)
ぜひご覧ください!!